家の間取り

家相・風水の間取り、外構と二世帯住宅の考え方

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家相・風水の間取り、外構と二世帯住宅の考え方

前回の記事では、家相・風水の考えに基づいた、子供部屋と水回りについて触れました。

今回は外構(エクステリア)の方角と、二世帯住宅における間取りについて解説し、最後に、家を建てる際の家相学・風水上の注意点で締めくくりたいと思います。

門と塀の方角

塀は外敵から家を守るため堀の役目をしたり、土地の所有権を明確にする役目を持っています。

「塀は一般的には高くせず」と古書にあるように、高い塀は秘密や策謀を印象づけ、むしろ盗難にあうことも多く、逆に低い塀は明朗快活で純真な心を示し、親しみ深さをあらわします。

また、塀の趣味は住む人の個性だけでなく、心の高さや奥深さまでもあらわすもので、たとえば、家に比べ粗末な塀は、経済的に無理の多い家計を想像させます。

しかし、官公庁庁舎の塀などは権威と重厚な落ち着きが必要で、大企業や工場の塀などは秘密保持のため高いほうが吉相で、飲食店や料亭の優雅な雰囲気の塀は普通より高くても吉相です。

塀の種類は材質別に、竹垣・生け垣・板塀・土塀・ェンス塀・ブロック塀・石塀・レンガ塀・コンクリート塀などがありますが、最もいいのは竹垣や生け垣で、これはかなり贅沢な塀です。

塀は住宅の四方に回るものと一方の面だけに回るものとがありますが、大切なのは陰陽の調和で、塀が高く家の四方を囲んでいれば家の中が陰気になり、陽の気を受けることができません。

反対に低すぎると家の中の陽の気が盛んになり、落ち着きを失ってしまいます。

では、いくつか塀の吉凶例を参考に紹介します。

古書には「塀は地の気を散らさぬよう構えるを吉相とす」「塀高く家低き構えるは困窮の凶相となる」「塀低く外より見えるは家気旺盛ならざるなり」「塀家にせまり伸びやかならざるは家運栄えず」など、塀に関する吉凶がいろいろ書かれています。

たとえば、家が大きいのに塀が小さすぎたり、塀が大きいのに家が小さいのはバランスが悪いということで、大切なのは調和ということです。

次に門についてですが、門は人を迎えるもので拒むためのものではありません。

そのため親しみやすさを大切にし、とくに社会と住む人を隔て威圧するような、いかめしい門は生活にも暗い影を落とし、決して幸運を象徴するものではありません。

次に、門における吉凶例を方角別で挙げたいと思います。

西北の門

家相では「乾門」といい、高貴な客が出入りする門です。社会的に地位の高い人たちと親交が生まれ、有益な人脈ができます。

東南の門

家相では「巽門」といい、陽気な客の出入りが多く繁栄発展の相です。遠方からの来客も多く、社会的な信用を得る自慢の門になります。

東の門

悪くはありません。長男は才能豊かですが、同居せず、他郷で生活することが多いようです。

南の門

家相では「朱雀門」といい、学術的に栄えます。医者や学者にはいいのですが、位負けすることもあります。

北の門

家相では「玄武門」といい、破産・盗難にあいます。常に病人が絶えず、この凶相の気を感じる人は自分から家を離れ、家族がバラバラになることもあります。

西の門

女性の出入りが激しく、女性相手の仕事などには吉相です。また、西は飲食の意味を持つので、水商売には大吉相。一般的には散財の相なので注意が必要です。

南西の門

病門と呼ばれ、病人が絶え間なく出る暗示があります。南西は裏鬼門で陰に向かう(日が落ちる所)方位なのでとても悪い相になります。

東北の門

客の来訪にむらのある相です。吉凶が交互に起こる暗示があり、事業家や一般家庭には凶相。勝負ごとには半吉相になり、また、門の真正面に直角に道路が走っているのも「衝波門」と呼ばれ凶相になります。

家相・風水の二世帯住宅

家を建てるとき、二人だけのマイホームにするのか、将来を考えて老人の部屋を確保するか、または本格的な二世帯を考えてプランニングするかは大きな決断が必要です。

一軒家に子供と親夫婦とが同居する場合は、便利さと経済性を最優先とするケースが多く、1階と2階とに住み分けるパターンと、壁を隔てて住み分ける場合とがあります。

どちらも大切なのは玄関と門で、来訪者を温かく迎える場所であると同時に、家族の出入り口ですから、いくら身内でも、ささやかなプライバシーは尊重したほうがいいです。

まず、1階と2階で住み分ける場合は、それぞれが独立した家となるので、家相の中心も個々に取らなければなりません。

2階が単独で外玄関を持っているなら問題はありませんが、1階に組み込まれた内玄関の場合は、そのまま一階が欠け、2階は張りになるので、中心もそれぞれに出して判断する必要があります。

二世帯住宅は、子供夫婦が2階で老夫婦が1階に住むケースが多く、これは健康を考えてのことで、とくに庭のある家では緑気(木が発散する気)や地息を直接目や身体で接することが健康上とても大切です。

一軒を平面的に二分割で住み分ける場合は、玄関とキッチンの位置に注意が必要です。

玄関が母屋(親夫婦)と対冲(対面)したり、左右対称の位置にあるのは、親子関係の不和を招くことになり、嫁と姑の溝も深まるばかりです。

さらにキッチンが背中合わせにあると、口論が絶えず、親子の断絶をも招きかねません。

水まわりや配水の関係上、キッチンや浴室、トイレなどを一ヵ所に納めるのはあくまで経費節約のための設計で、可能な限り、少しでも片違いするように間取りを考えることが大切です。

家を建てる際の家相・風水上での注意点

最後に、家を建てる際の家相・風水上での注意点を挙げたいと思います。ご自身で確認し、今後の間取り作成の参考にでもしてみてください。

  • 建物と土地とのバランスが取れない家は、家全体が退廃するような災いを招きます。例えば、15坪の土地に3階建てを建てるのは、運の発展を妨げる暗示になります。
  • 住人が少ないのに広すぎる家はもの淋しく、陰気となって衰退します。これは子孫断絶の暗示ですが、非常時に備えて控え部屋を持つことに問題ありません。
  • 隣家を購入して二軒を一軒につなげたり、長屋を購入して直したりすると、病難を招きます。これは運の衰退と営業不振の暗示でもありがます。
  • 庭先に飛び石が多く、大きな石燈籠があると家庭不和の原因となります。また、主人や後継者に災いを招く暗示でもあります。
  • 大黒柱の逆木、根継ぎ、二階の増築などでお神楽普請をすると、主人に病難や社会的活動を妨げる問題が発生します。
  • 部屋数は多くても、一つひとつがすべて壁で仕切られ、ドアのみの家は、独身の相で、嫁ぐ者もなければ、嫁も来ない暗示です。
  • 中廊下で二分される家は、一家の相も二分されて対立し、家庭円満にはなりません。
  • 道路の突きあたりの家は運が栄えず、主人も出世できず、営業成績も上がりません。
  • 道路に対して平行に構えない家は、子供運に恵まれず、ひとり暮らしになったりします。これは孤独の暗示となります。
  • 三角形の土地に三角形の家を建てると、向かっている方位から災いがきます。例えば、鋭角が東なら長男、東南なら長女、南なら中年女性、南西なら老女、西なら少女、西北なら主人、北なら目下や妻、東北なら使用人や子供に災いがあり、身の上が急変する暗示となります。
  • ゴミを埋めるために大きな穴を掘ったり、ペットの死骸を庭先に埋めたりすると、埋めた方位の事象に応じて家族に悪い影響が出ます。
  • 夏や暮れの大掃除には縁の下に注意が必要で、猫やねずみの死骸があったり、ゴミが散乱していると住む人に影響が出ます。その場合はまず塩で清めましょう。
  • 陰の気がこもりやすい墓地の隣接地や塔婆などの見える家は避けましょう。主人が気力を失い職を転々としたり、鬱病になったりして家運は栄えることが少なく、財運に恵まれません。
  • 張りは吉相の第一としますが、すべては八方位との調和が大切で、張りがある場合、中心の取り方が難しいため注意が必要です。

さて、いかがでしたでしょうか?これから家を建てるなら、家相と風水を取り入れた間取りで、是非「吉」となるマイホームにしてください。

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