ローコストで注文住宅を建てる方法

ローコストで注文住宅を建てる方法

ローコストで注文住宅を建てる方法はあるのでしょうか?

理想の家を建てたいけどあまりお金をかけれない、少しでもローコストで家を建てたいと思う人が多いでしょう。

確かに家づくりにはたくさんお金がかかりますが、コストを抑えることができる方法があります。

それは、外観や床面積のプランニングだけでなく、収納やフローリング、窓(サッシ)などといった素材選定のプランニング次第で大幅にコストダウンが可能です。

このページでは、どのようにすれば無駄な出費を抑えることができるのか具体的に解説していきます。

外壁と外構について

外観を良くするために、素材感のいい外壁や木枠の窓は価格が高くなる傾向にあります。

とくに外壁は面積が大きいため、素材次第では費用に大きな差が出てくるため、例えば、人目のつかない部分には安めの外壁材や窓はアルミサッシを使うなどでコストを抑えることができます。

よほどこだわりがなければ、左右に隣家がある密集地や通りから見える外壁面のみ対策すれば問題ありません。

また、最初から外構を決めるのではなく、あとからゆっくり考えてつくれば、初動の経費をローコストにすることができます。

例えば、デッキなどを作ることを想定してスペースを空けておくなど、実際に生活をしていく上で気が付くこともあるでしょう。

庭についても植木だけを業者に依頼し、他の部分の草花は自分たちだけで植えたりすればコストを抑えることができます。

家の形を単純にし部屋数を減らす

家の形(デザイン)を凝ったものにすると余計に材料費がかかるケースが多く、通常価格よりも上がってしまいます。

材料となる木材を無駄なく使える理想の形は長方形型の家かL字型の家です。

また、部屋の数を減らすと壁の数が減るため、材料費が削減できるため価格を下げることができますが、どれくらいまでなら壁を必要としないかを依頼する住宅会社と話し合い相談してください。

不必要な追加オプションは付けない

当たり前のことですが、追加オプションを付ければそれだけ価格は高くなります。

しかし、追加オプションなしでどこまでできるかは各住宅会社で異なるため、設備の標準仕様をしっかり確認しておくことが必要です。

少しでも出費を抑えたいのであれば、本当に必要なものだけを厳選することが重要です。

キャンペーンのタイミングを狙う

各住宅メーカーは3月と9月が決算時期となります。

決算セールと称し、家電製品や車なども値引き幅が大きくなりますが、住宅業界も同様にこの時期に住宅を契約すると、あと一押しの値引きが大きくなることが多いといわれています。

また、住宅会社によっては新春キャンペーンを行っていることもありますが、通常価格でありながらあたかも安いように見せかけている場合もあるため、衝動的に買うことは控えましょう。

個別収納より集中収納にする

部屋ごとにクローゼットといった収納スペースを作るよりも、ウォークインクローゼットのような多くのものを収納できるスペースを一か所に作った方が、トータル費用で比較するとローコストになります。

部屋ごとに作ってしまうと、構造や扉の枚数も多くなるため高くなる反面、ウォークインクローゼットであれば扉の枚数も少なく、内部を棚やパイプハンガーの作りにすれば材料費もかかりません。

外からは見えないため、内部構造を複雑にする必要がないということがコスト削減につながります。

フローリングはUNI材を使用する

天然木本来の風合いを持ち、室内の湿度を調整する働きもある無垢材ですが、無垢材には種類があります。

その種類の中でも1枚物は価格が高いため、費用を抑えるのであればUNIタイプの木材を選ぶことをオススメします。

UNIとは、短いサイズの無垢材を182㎝の長さに縦方向に繋いだもので、1枚物に比べると3割ほど安いようです。

ちなみに、無垢材には節がり、節が多い木材は人気がなく敬遠されますので安上がりで狙い目です。

しかし、見た目が気になることと、節が抜け落ちることもあるために穴があくこともあるようです。

それを考えると頻繁に行き来する場所には不向きですが、例えば、人目のつかない場所に使用することで出費を少しでも減らすことが可能です。

石は加工した既製品を使用する

壁や床には高級感や重量感のある天然石を使用したいところですが、大きな岩盤を建築用としてカットしたものは非常に高級品のため高価です。

大判サイズともなると1枚で数万円もするため、全ての箇所に使用するとなると途方もない金額になってしまいます。

コストを抑えるのであれば、30㎝から40㎝のタイル状に加工した既製品を使用しましょう。

建具やサッシも既製品を使用する

ドアやサッシなどをオーダーメードで作ると、既製品よりも数倍の費用がかかります。

建具メーカーの既製品であれば安定した品質で素材のバリエーションもあり、価格も安めなのでオススメです。

そうはいっても、内装との色のバランスやオリジナリティを出したいということであれば、シンプルな色のものを購入して自分で手を加えましょう。

家づくりを自分たちも参加することになるので、愛着もわくのではないでしょうか。

「オリジナル サッシ 例」などで検索してみると、いろいろなパターンが出てくるので、それらを参考に既製品のサッシでも印象的な窓周りができます。

窓は大きく数を少なくする

サイズの小さい小窓を複数作るより、まとめて幅と高さのある大きいサイズの窓を一つにした方が出費を抑えることができます。

小さな窓にも金具が必要になり施工費もかかるため、二つよりも一つにまとめた方が効率が良く、大きな窓は部屋を広く見せることができ、光の入る量も多いため開放感が生まれます。

また、窓ではないですが、シャッター雨戸を一か所削るだけでも5万円程度のコスト削減になります。

もちろん、家の立地や間取りによりますが、一階に雨戸を付けると防犯面でも有効のため、全面に取り付ける家庭もありますが、その分のコストもさることながら、日ごろの開け閉めの手間もかかります。

例えば、必要最小限にとどめるのであれば、寝室の窓や一階部分の掃き出し窓だけでも十分かと思います。

キッチンはステンレスが安い

キッチンのワークトップは主にタイルや人工の大理石、ステンレスなどが使用されますが、その中でコストの安い素材はステンレスになります。

ステンレスはシンプルで悪くありませんが、色のイメージが先行してか冷たい印象があるため、人気があまりありません。

しかし、他の素材に比べ熱や傷に強く、汚れも付きにくいといったメリットがあるので、選択肢として入れてもいいかもしれません。

大型家電は量販店で購入

施工業者を通して購入し設置してもらうよりも、量販店で購入して設置してもらう方が安くなる商品があります。

例えば、コストダウンができる商品としてはエアコンが一番大きいです。

部屋数が多ければいずれば、いずれその分の台数を用意することになるからです。

もし、量販店で購入することを事前に考えているなら、間取り設計の段階でどこに設置するかを決めておき、電源と配管用スリープを作っておきましょう。

家電は型落ちが狙い目

ほとんどの家電製品には寿命があり長くもっても15年ほどですが、この期間に商品が何度もモデルチェンジを繰り返します。

最新モデルの商品は価格が高くコストアップの要因となりますので、商品サイクルが早く、年式が古い商品(機能に大差はないため)の方が価格の値引き率も高くお手頃です。

特に複数台設置するエアコンの場合、全てを最新型にする必要はありません。

例えば、家族が多く利用する空間には、最新のものを設置した方が経済的になるかもしれませんが、あまり使用しない寝室などは型落ちを購入したり、12畳の部屋に8畳用のものを付けても十分です。

注文住宅や新築の建て売り住宅の場合、オーダーで床暖房を設置するケースが多いのですが、1年を通して半年も使用しないかと思います。

費用的に数百万円もする場合があるため、コストを抑えたいということであれば、ホットカーペットも良いと思います。

ローコスト住宅にするためのアイデアをいくつか紹介しましたが、工夫次第ではまだまだコストダウンすることが可能です。

複数の住宅会社を比較・検討、見積りを取る

ここまで住宅を安くする方法に触れてきましたが、一番大切なことは少しでも多くの住宅会社を比較しながら検討することです。

一生に一度の高い買い物ですし、憧れのマイホームであれば誰しも譲れないポイントがあるでしょう。

注文住宅の場合であれば別ですが、もし、ひとつの住宅会社だけを候補にした場合、自分が思い描く家にならない可能性があります。

それは、住宅会社は決まった間取りやデザインを商品として売っているからです。

ある程度の変更は可能ですが、どの住宅メーカーにも得意不得意な点が存在し、それを担う下請け業者や工務店なども同様です。

複数の住宅会社を比較してみることが、ローコスト住宅を建てることの条件に近づきます。

家を建てるということは、しっかりと時間をかけて多くの住宅会社を比較・検討することが重要です。

ローコスト住宅を建てるには工務店がいい?

大手のハウスメーカーに依頼するのか、それとも工務店に依頼するのかは悩みどころだと思います。

その場合、家のプランを見直して削れるところを探すよりは、技術が高く価格も比較的安い工務店であれば、建材代や機器設備などのランクを落とすよりも安く済む可能性があります。

工務店も生き残りをかけ、コストを抑えるためのノウハウを磨いていますので、良い工務店を見つけることが、ローコスト住宅を建てることにつながってきます。

そのような工務店を探すには、実際に建てたことのある人からの情報を得ることが一番ですが、ネットでの口コミが見つからない場合もあります。

そのため、判断するべきポイントは、ホームページの作りがちゃんとしているか、ブログなどで経営者や従業員の働きぶりや人柄をチェックします。

従業員は多くなくてもかまいませんが、例えば、30代から40代の少数精鋭の従業員がいる工務店の場合、日進月歩する住宅の新しい技術を取り入れているケースが多く、トラブルに対しても柔軟に対応してくれます。

また、家づくりを一級建築士などの建築家に依頼する場合、工務店選びはその建築家に任せてもいいかもしれません。

理由としていは、建築家と工務店には相性があるからです。

依頼する建築家と初めて仕事をする工務店か、それとも、何度も一緒に仕事をしたことのある建築家と工務店であれば、理由は明白かと思います。

まとめ

このように、ローコストで注文住宅を建てるには、いくつもコストカットができる方法があります。

知らなければ損することはもちろん、塵も積もれば山となるというように、些細な部分を一つひとつ抑えていくことで数百万円もの差がでてきます。

しかし、そのような細かい作業を面倒だと思ってしまっては、ローコスト住宅は諦めるしかないでしょう。

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