ひと昔前のタマホームは、坪単価が25.8万円という破格の安さでローコストメーカーとして前面に出していました。
しかし、現在はそこからの脱却を狙っているようで、40万円~50万円くらいが坪単価の相場となっており、ターゲットユーザーも20代の層を狙っているようです。
対応エリアは全国規模で展開しており、年間の着工数は1万棟以上の実績があります。
大手のハウスメーカーということもあり、タマホームの商品ラインナップは豊富で、主力商品は「大安心の家」があります。
タマホームの価格
他の大手ハウスメーカーに比べるとまだ安い方ですが、どの商品を購入すかで価格帯はかなり変わってきます。
もちろん、オプションを付けたりすればそこからさらに高くなりますので、あくまでも以下は、参考程度にとどめてください。
タマホームの商品には「大安心の家5シリーズ」というものがあります。
これは家族向けの一戸建ての住宅商品で、価格としては500万円からと非常に安めの金額設定となっています(もちろんこの価格は建物の本体価格)。
延べ床面積当たりの坪単価は、オプションを付けずに約40万円、オプションや他の諸費用を含んだ合計の坪単価は約50万円です。
例えば、34坪の2階建での場合は約1,650万円、約40坪の場合は地盤改良込みで総額1,850万円です。
また、最近人気の平屋住宅の場合ですが、通常の二階建て住宅と比べて基礎と屋根の面積が増加するため、その分の坪単価がどうしても高くなってしまいます。
地盤改良や基礎工事にお金がかかってしまう土地に家を建てる場合、平屋の方がどうしても高くなってしまうのは仕方ありません。
具体的なプランで見積もりを取られた方の情報によりますと、建物施工面積が約36坪で建物だけの価格は約1,000万円、オプションを約70万円ほど付け、諸経費などに500万円ほどかけたとういう情報がありました。
オプションは今後の生活を便利に快適にしていくうえで重要なものもあるので、経費を抑えることだけに注力するのではなく、よく考え精査してみてください。
理想の家というものは人によって異なりますし、明確な価格も決まっていないため、複数の住宅会社の見積もりを取り比較するなどをして、後悔のない家を建てるために時間をかけて、納得がいくまで交渉を続けることが重要です。
タマホームの間取り
家を建てるうえで何を重要視するかは、住む人によって様々です。
それが、地震に強い家なのか、デザイン性に優れた家なのか等様々ですが、成功する家づくりの基本は間取り作成にあります。
タマホームの場合、人件費削減のため?営業マンが図面を引くということを聞いたことがありますが、捉え方によっては間取りを考える際の評価ポイントになってきます。
そのため、担当営業マンとのコミュニケーションがちゃんととれるかが重要です。
タマホームの間取りの事例として、大安心の家シリーズはリビングが広く、ダイニングキッチンがあるなど子供がいる家族向けとして推しています。
また、様々なパターンを想定しており、例えば車やバイク好きを考慮した間取りも存在し、家の中にガレージが入るよう設計されています。
間取りで重要なことは、明るさ、風の道、動線、収納量、温度管理、プライバシーなどに配慮することですが、生活スタイルによって大きく変わりますし、イメージしている間取りが存在するかを公式ホームページで確認したり、カタログなどの資料でたくさん比較することをお勧めします。
タマホームの評判
建築費はかけたくないけれど、長く住める良い家を建てたいというのは誰でも思うことです。
冒頭でも述べましたが、タマホームはローコストメーカー路線で戦略を立てていました。
その時期は正直、ハウスメーカーとしての知名度はまだ低かったと思います。
「ハッピーライフ、ハッピーホーム、タマホーム」のフレーズを聞いたことがあると思いますが、元スマップのキムタクがCMに出演したことで一気に話題になり、現在は20代という低年齢層をターゲットにしたCMが流れていますね。
いずれにしても知名度が上がったことによって急成長のハウスメーカーとして躍進したのは間違いありません。
タマホームの家の機能評価は地震に強いといったものがあり、震度4ではほとんど揺れを感じなかった、というものや、東日本大震災で、震度6強の激震が被災地を何度も襲いましたが、タマホームで建てた住宅の被害は玄関タイル3枚のひび割れ程度だった、という口コミもあります。
また、丈夫なベタ基礎、オール四寸柱など標準の設備でも一流メーカークラスの素材を使っているのでお得だというものもありました。
安心して家づくりを依頼できる会社とは、価格や住宅機能についてはもちろん、営業の対応力も問われます。
その理由としては、既に出来上がっている典型的なプランの中からいくつかを選ぶ事によって発生するオプション、それに割くコストを抑える事が可能となり、それが低価格に繋がっているということになります。
ローコストのわりには安心できる商品を提供し、そこそこ丈夫な家を建てるというのが総評というところでしょうか。
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