二世帯住宅

二世帯住宅の間取りを考える前の心構え

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二世帯住宅の間取りを考える前の心構え

二世帯住宅で考えるべきポイントは間取りと居住タイプです。

二世帯住宅の場合、単世帯で住む通常の2階建てや平屋とは違い、居住タイプとしては3つあるためです。

そのタイプとは、「完全分離型」、「完全同居型」、「部分共用型」の3つで、それぞれの間取りは全く異なり、どのタイプにするかで、今後の生活スタイルに大きな影響を及ぼします。

このページでは、これから二世帯住宅を建てようと考えている方に読んでいただきたい、二世帯住宅に関する「まず初めの心構え」について、様々な角度から考察し、読み終える頃にはきっと、どの居住タイプが自分たちにピッタリか、どのような間取りにすればいいかがイメージできると思います。

夫婦と子供2人の家族構成は昔の話

人生50年といわれたのはもうずいぶん昔の話で、現在は医療や衣食住が充実したおかげで、親世代は十分に元気で長生きをする時代となっています。

その一方で少子化が進み、若い世代はこれから大勢の高齢者を支えていかなければならない時代がやってきます。

社会全体の状況も変わり、男女雇用機会均等法の施行からすでに数十年が経過し、女性も男性と同じように働く時代ですから、夫が家事や子育てを手伝うのも自然なことになりました。

それに伴い、かつて一般的といわれた夫婦と子供2人といった家族構成は、すでに日本全体の3割弱となり、夫婦2人はもちろんのこと、ひとり人住まいが急激に増え、4人家族という世帯構成はいつの間にか当たり前ではなくなってきています。

二世帯住宅は孫育て住宅

日本は自然災害が多い国土ということもあり、大災害を何度も体験してきた私たちは、人との繋がりや関わりの重要性を無意識のうちに認識していることが、いま、二世帯住宅が増えてきている理由なのではないでしょうか。

じつはそうではなく、二世帯住宅が増えてきている要因は、昔では当たり前だった形態に戻りつつあるだけなのかもしれません。

当たり前の形態とは、複数の世帯がひとつの家に共に暮らすということで、同居には生活時間帯の違いやプライバシーの問題など難しい点もありますが、それを補って余りあるほどの魅力があるということです。

物にあふれた豊かな時代に育った現代の子世帯夫婦は、自分の子供にはお金では買えない人との繋がりや豊かさを実感できる暮らしをさせてあげたいと願っているのかもしれません。

現代の二世帯住宅は孫育てという点でも注目を浴びていますが、そのような重要性に多くの人たちが気づき始めている表れとも受け取れます。

現代の二世帯住宅の考え方

これまで自由気ままに暮らしてきた子世帯が、実際に親世帯と一緒に住むとなると、いくつもの不安や心配事を抱えるはずです。

それは、世代差からくる習慣の違いや感覚の違いによって、親世帯とうまくやっていけるだろうかという不安です。

とはいえ、親は老いて身体は衰弱し、介護が必要になる時期がいずれ必ず訪れます。

いつまでも別々で離れて暮らし、親のことは知らぬ存ぜぬでいられるというものではありません。

お互いの違いを理解しつつも、一緒に暮らしていく方法を模索することが必要であり、同時に子世帯が単独でマイホームを取得する場合には、高額な土地の購入と重くのしかかる住宅ローンの返済が待っています。

それ以外にも、今後の子供の教育資金も蓄えていかなければならないため、二世帯住宅という選択肢は経済面において、若い世代の後押しとなることは間違いなく、いわば親と子と孫の橋渡しをする住宅ともいえるのではないでしょうか。

二世帯住宅を検討するタイミング

家を建てる時期は人それぞれですが、最も多いのは子供の成長のタイミングに合わせて購入することが多いようです。

具体的には、子供が小学校に入る前、中学校に入る前、受験期に入る前、大学生以上となりほぼ自立した後などのタイミングです。

このタイミングを年代別にみてみると、

  • 親が20代後半から30代前半 → 子供がまだ親と一緒に寝たり、幼稚園に行きだす頃
  • 30代後半から40代前半 → 小学生以上あるいは中学生になり、これから受験期を迎え個室を欲しがる頃
  • 40代後半から50代 → すでに子育てが終わり、子供が大学生、あるいは就職している頃

となります。

上記のケースですと、子供がマイホームを考えるような歳になる頃、親世代はすでに60代から70代になっているはずです。

子世代の多くはこの状況の変化に気づき、いずれは親の面倒を見なければと考える始めるもので、そのときが二世帯住宅を検討するタイミングとなります。

しかし、この時期を逃すと、逆に二世帯住宅へのチャンスを失うことがあり、親は子に相談することなく勝手に多額の費用をかけて、耐震補強や水まわりなどの大掛かりなリフォームをしてしまうことがあります。

そのため、子世帯は一緒に住もうと考え始めた段階で、なるべく早めに具体的でなくとも、二世帯の話題を出しておいたほうがいいと思います。

二世帯住宅は循環させて長く使う

日本の住宅の平均寿命は35年といわれていますが、ほとんどの家は住宅ローンの完済とともに、何かしらの増改築や取り壊して新たに建て替えるというのが現実です。

親世代が家を建てた時期を40歳前後のときと想定し、そのときの子供は小学生くらい、その子供が40代後半で家を建てようと思ったら、その時点で親が建てた家は築35年以上を迎えている計算になります。

それはちょうど、退職金をもらって現役を引退し、住宅ローンを完済している頃でしょうか。

このタイミングで住宅をリフォームしたり、建て替えたりする理由を聞いてみると、ほとんどが耐震、寒さ、暑さといった住宅の構造的な耐久性、欠陥部分、間取りの不便、収納が少ない、家が古くさいなどの理由を挙げています。

家とは将来、必ずリフォームや建て替えをするものだと考え、二世帯住宅であれば、親世帯のスペースだったところを子世帯が使い、子世帯のスペースを自分の子供たちが使うというような工夫は必要です。

このように自分たちが生活しやすいように上手く循環させることで、二世帯住宅は長期にわたって住み継ぐことができます。

夫の両親との同居は共用部が少ないほど良い

二世帯住宅にはいくつかのタイプがありますが、夫の両親と同居する場合、嫁と姑の関係が最重要ポイントになります。

それぞれが育った環境の違いからくる意識や価値観があり、結婚する前は各々の家のルールで育ってきているから当たり前です。

したがって、水まわりなどの共用する部分が多ければ多いほど衝突する可能性が高くなりますが、逆にいえば、住宅設計と生活ルールが上手くいけば、よけないトラブルを避けることができます。

妻の両親との同居では夫の居場所をつくる

妻の両親と同居する場合、夫の両親との同居とは配慮すべきポイントがまったく異なります。

夫は妻の実家の習慣に戸惑いつつも、環境の変化には割と比較的順応しやすいものです。

それは、夫は家にいないことが多く、家事をする機会が滅多にないためで、おのずと衝突する場面が少なくなるからです。

共用部のあり方もそこまで神経質にならなくていいのですが、強いていえばひとつだけ、狭くてもいいので夫がひとりになれる場所を用意してあげることです。

家の中で逃げ場があるというのはとても重要なことで、いくら仲がよくても、四六時中みんなで一緒にいるのは辛いものですし、仮に喧嘩をした後も逃げ場所がないと辛い思いをします。

片親との同居について

片親と同居する場合、二世帯住宅といっても個室がひとつ増えるだけのことが多く、単世帯住宅とそれほど変わりはありません。

二世帯住宅の計画時に遠慮してしまい、同居する夫婦に全てを任せてほとんど意見を言わないことが多く、次第に自分の領域が狭くなり、最終的にトイレが近くにあるだけの個室しか与えられないことがよくあります。

そうなると生活範囲が限られてしまい、味気ない毎日になってしまいます。これって少し切なくないですか?

仮に専用の部屋つくるにしても、部屋に全ての荷物を持ち込むことになるため、持ち物の量に合わせた収納スペースをつくっておく必要があります。

しかし、将来のことを見据え、元気なうちは布団で就寝していても、いずれは介護をすることになり、ベッドで就寝することが多くなるため、布団をしまうようなスペースの押入は不要かもしれません。

兄弟の二世帯住宅はうまくいく

現実的にはあまりないケースですが、夫側と妻側、双方の親との三世帯住宅ともなると、その親が同じ地位、生活習慣、学歴、趣味などの共通点が多いとうまくいきますが、そうでない場合は一緒に暮らすことは難しいと思います。

その点、兄弟との場合では、同世代が同じように歳をとっていくため、ライフサイクルも似てくるため比較的うまくいくケースが多いようです。

夫の兄弟、妻の姉妹どちらがうまくいくかというより、それぞれのパートナーとの相性がうまくいく大きな要因となります。

同居=何でも一緒ではない

近年、漫画のサザエさん一家のように、親世帯と子世帯が完全に同居するかたちの二世帯住宅は少なくなっています。

子世帯が親の家に入る場合でも、家の一部を手軽にリフォームして居住空間を分離することができるためです。

同居型で失敗する典型的なケースというのは、建築当初はよかったものの、次第に一つ屋根の下で暮らすことが嫌になるというケースです。

とくに、親世帯と子世帯が終日同じ空間で過ごし、ひとりになれる空間が少ない家ほど、時間が経つにつれお互いを疎ましく感じるようになるようです。

結果、二世帯住宅なんてつくらなければよかったと後悔することが多いのですが、そもそも二世帯が一緒に住む理由はなんでしょうか。

子世帯は経済的な理由と時間の節約や利便性など、親世帯は家系の伝承、身体的な衰弱への心理的不安など、お互いに有益になることが多いと感じたから同居を考えたのではないでしょうか。

そこには、自己の欲求と、他者への敬愛、その両方が含まれていて、連帯しながらも単独でありたい、つながりながらも離れていたいという両面を求めているわけです。

間取り設計には徹底的に時間をかける

基本的に親世帯と子世帯の間には文化の違いがあり、価値観など最初から合わなくて当然ともいえます。

それだけに、どのような二世帯住宅にするかを十分に話し合い、間取り設計には時間をかける必要があります。

もしかすると、当事者同士では言えない話もあるかもしれませんし、話せば話すほど喧嘩になる場面が出てくるかもしれません。

しかし、それを避けて住み始めればなんとかなるだろうと適当に決めてしまうのは、失敗する典型的なパターンです。

必ず両者間に専門の設計者が入りって十分に話を聞き、双方の相違をあぶり出し、そのうえで同居の可能性を探っていくことが二世帯住宅成功の鍵となります。

暮らし方の心構えとルールづくり

二世帯住宅の設計は、ハードとソフトの両面から検討を重ねていく必要があります。

ハードとは住宅本体の建築や間取りをどのような設計にするか、ソフトとは一緒に住む家族間でどのようなルールをつくるかです。

とくに住宅本体での設計で注意したいことは生活音で、テレビ、ピアノ、洗濯機などの音、子供や犬の走る音、排水音などの対策を考えなければなりません。

さらに、互いに不可侵の領域をどこにどのように設けるかを考える必要があり、これを怠ると心理的に安息のない生活が続いてしまいます。

家族間のルールは各家庭それぞれですが、光熱費の負担や清掃などの役割分担を考えなければなりませんし、洗面室や浴室の利用時間のルールづくりなども必要になってくるため、ドアをノックするなどの簡単なルールも必要になってくるしょう。

共用する場所をどこにするか

完全分離型以外の二世帯住宅の多くは、各世帯が共用する空間をもつことになります。

とくに敷地が狭く満足に延床面積が確保されていないケースでは、共用空間をつくることで、各世帯専用の居住スペースを確保し、そこを充実させることが可能になります。

不足している面積との兼ね合いもありますが、共用する場所はなるべく滞在時間の短い空間から決めていくのが適切で、時間をずらして使用することにより互いの干渉を減らすことが可能です。

具体的には、玄関、浴室、トイレという順に共用を考えていくのがよいとされていますが、それでも足りない場合は、キッチン、ダイニングと共用空間を増やしていくことになります。

しかし、これはあまりお勧めできません。

食事の好みや要する時間も異なる二世帯が、ひとつのキッチンで時間をずらして使うのはとても大変なことです。

あまり共用部分が増えてしまうと、完全同居と変わらなくなり、互いに不満が募ってくるため、どこまでを共用空間にするかは十分に検討する必要があります。

共用空間は用途変更ができるようにする

使用頻度が低く、プライバシーに影響しない趣味の部屋やゲストルームは、共用空間としてお勧めです。

例えば、父と夫が同じ趣味で意気投合し共用空間をつくる場合、クルマやオートバイ、自転車などの大型なものであれば、ガレージと付属の部屋をつくります。

その他にも、釣りなどの道具を納める部屋には洗い場が必要だったり、オーディオ、映画用のシアタールーム、音楽室、模型やコレクションの部屋などです。

しかし、趣味などは数年も経てば変わっていることも珍しくありませんし、趣味の共用空間は、別の用途に使えるような配置や動線を考慮しておくとよいでしょう。

また、共用空間で消費する電気や水道、ガスなどの料金は、基本料金も含め、どのようシェアするかを決めておく必要があります。

屋上を共用する場合は各世帯スペースからの動線を確保

敷地を十分に確保できない都市部では、屋上を洗濯物の干し場や家庭菜園などで利用するケースが多いです。

屋上を共用で使用する場合は、そこまでのアプローチ計画が非常に重要になります。

例えば、どちらかの世帯の居住スペースを通過しなければ屋上に上がれない設計にしてしまうと、一方の世帯はもう一方の世帯を通過するときに気が引けてしまいます。

わざわざ断ってから屋上に上がるのは面倒という気持ちになれば、自然と屋上から足が遠退き、共用空間を直結している世帯のみが使用するようになってしまいます。

双方がプライバシーの妨げにならないよう、気軽に屋上に行ける上手な動線を確保することが大切です。

共用の浴室は親世帯のスペース近くにする

浴室を共用する場合は、親世帯スペースの近くに設けることが多いようです。

ただし、寝室に隣接させると音の伝わりが問題になるケースがあり、子世帯の入浴が夜遅くなるようなら、子世帯側のスペースにシャワー室を別途設けることが必要かもしれません。

共用の浴室は親世帯のスペース近くにする

完全分離型のメリット

各世帯が暮らしていくうえで必要なもの(玄関、キッチン、トイレ、お風呂など)を、それぞれが独自に所有した二世帯住宅のタイプを「完全分離型」といいます。

この完全分離型は、親世帯、子世帯が互いに気兼ねなく、自由にそれぞれのペースで暮らせることがいちばんのメリットです。

親世帯と子世帯がある程度の距離を保て、お互いを干渉することなく生活できるということは、それぞれの精神を安定させます。

休みの日には子供を預け買い物に行ったり、仕事の帰りが遅くなる時や緊急で何かかがあったときなど、すぐ近くにいるという安心があります。

2階建て二世帯のほとんどは親世帯が1階

分離型の二世帯住宅は、いったいどのような設計すればよいのでしょうか。

通常の2階建てでは親世帯を1階に設けることが多いようですが、木造では、音の問題を完全に解消することは難しいため、静かにしたい親世帯と子世帯は上下を逆にして、親世帯を2階にしたほうが合理的な場合もあります。

しかし、親世帯が2階への移動を不安視して、結果的にまた1階に戻すケースも多くあります。

階段による上下の移動は意外に、身体的にも心理的にも不安を抱いている人が多いようですが、鉄筋コンクリート造や鉄骨造で3階、4階建てにする場合は、マンションと同じようにエレベーターを設置することが多いため、親世帯は迷わず最上階を選ぶようです。

分離型の「上下割り」と「縦割り」

分離型の二世帯住宅には、層の上下で分ける「上下割り」と、左右で縦に分ける「縦割り」の2つの分け方があります。

縦割りは階段が2つになるなど、建設費がほぼ2軒分かかるため、一般には上下割りの方が圧倒的に多いです。

とはいえ、独立性が高く、音の問題も解決しやすい縦割りは、賃貸スペースに転用しやすいなどのメリットも多いため、十分検討に値する形式といえます。

分離型の「上下割り」
分離型の「縦割り」

居室の合計面積の1.6倍から1.8倍が延床面積

自分たちが求める家には、どれくらいの面積が必要かを簡単に割り出す方法があります。

家族数によって異なる寝室の広さ、希望するリビングとダイニングなどの広さを合計して、その面積を1.6倍から1.8倍すると、玄関、廊下、階段、トイレ、洗面室、浴室、キッチンを含めた家全体の概ねの面積が割りだせます。

二世帯住宅の場合なら、例えば、まずは子世帯の広さについて考え、子供部屋は4.5帖を2つ、夫婦の寝室は6帖、リビングとダイニングで12帖、室内の洗濯物干し場も3帖は欲しいころです。

そうなると合計は、9+6+12+3の30帖で、坪数では15坪程度になります。

これを1.6倍から1.8倍にすると24坪から27坪になり、この広さが自分たちの求める最低限必要となる延床面積になります

同様に、親世帯の広さについても考えると、仮に寝室とリビング・ダイニングを8帖にした場合は16帖、これを1.6倍から1.8倍にすると、約12坪から14坪になります。

この二世帯分を合計すると概ね32坪の延床面積が必要だと割り出すことができます。

なぜこのような結果が必要かというと、土地探しはこの延床面積の家が入ることが条件となるためで、候補地がそれより小さければ、部屋の大きさを見直す必要があるためです。

約30坪(4×4間)プランは「分離型」がなんとか収まる

2つの世帯で必要とする面積が違うので、1階と2階にどのような部屋をもってくるかが計画の分かれ道になる。

約30坪(4×4間)「分離型」の2階
約30坪(4×4間)「分離型」の1階

約40坪(4.5×4.5間)プランはゆとりある「分離型」が建てられる

親世帯のスペースは20坪近くとれるため、比較的ゆとりがあるが、子世帯はやや窮屈となる場合もある。

約40坪(4×4間)「分離型」の2階
約40坪(4×4間)「分離型」の1階

生活の「刺激」と行動の「障害」

さて、ここからは少し、親の介護についての考え方に触れたいと思います。

認知症の原因は日常の刺激が奪われることから始まるともいわれています。

そこで、住宅の中にも適度に段差があったほうがよい、階段を毎日上がり下りするのが刺激になってよいという説を聞きますが、それは正しいとも正しくないともいえません。

大切なのは生活のうえでの刺激と行動を妨げる障害を取り違えないことで、二世帯住宅の設計、とりわけ親世帯のスペースの設計は、高齢者の最低限の行動を妨げないような、バリアフリーの視点で各部を考えていく必要があります。

親世帯が2階ならバリアフリー対策は慎重に

二世帯住宅では、親世帯の部屋を1階に設けるケースが一般的となっています。

しかし、風通しや日当りなど、眺望を最大限に楽しみたいという理由から、2階を居住スペースに望む親もいます。

その場合、ワンフロアで生活が完結するように、水まわりや食品庫もすべて2階に設置することになりますが、そうなるとバリアフリーへの配慮は1階以上に慎重にならざるを得ません。

とくに転倒の危険度が高い階段は危険で、寒がりな高齢者は、靴下やスリッパを履くことが多く、転倒防止の観点からも勾配はゆるやかにする必要があります。

具体的な例ですと、蹴上げは17.5cmが理想で、踏面はできれば24cmは必要です。

また、蹴込みは足が引っかかるのであまり深くせず、ノンスリップは必ず設け、同時に手摺も取り付けます。

つかみやすい高さは身長によって異なりますが、だいたい80cmが標準的な高さで握りやすい太さにします。

さらに、夜の階段の明かりが逆光となって前が見づらくなったり、影になって足下が見えなくならないよう適切な位置に照明器具を取り付けることも大切です。

トイレは寝室に近い位置がよく、寝室と直結しているのがベストで、男性の場合、便座の周りを汚すことが多いため、清掃の手間を考慮し、便器の周囲に人が立って作業できるくらいの広さは欲しいものです。

介護がしやすいように寝室の近くに水まわりを

分離型の二世帯住宅では、ナースコールやインターフォンなどを設置し、常時連絡ができるようにしておきます。

または、子世帯の夫婦のどちらかが親世帯側に行って一緒に寝たり、子世帯側に親を呼ぶなど、臨機応変に対応します。

最近では、リビングの一角に多目的に使える和室を設けておき、介護が必要になったらそこにベッドを置いて、一緒に生活ができるようにするケースが増えてるようです。

また、排泄補助、入浴補助、飲食補助がしやすいように、介護する部屋の近くには水まわりを配置しておくと何かと便利です。

まとめ

おさらいですが、二世帯住宅といっても様々な居住タイプがあります。

自分たちがどのようなスタイルで生活していくか、そして、間取り構成はどのようにするのか、将来を見据えて親との話し合いで決めることも成功の秘訣だと思います。

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