家の間取りが決まらない!プロ目線で間取りを徹底解説

家の間取りが決まらない!プロ目線で間取りを徹底解説

初めて家を建てる場合、まず最初に考え付くのが間取りについてかと思います。

その家の間取りは、簡単なラフ程度であれば誰でも描くことができると思われがちですが、間取りはれっきとした設計になります。

では、知識のない素人が作成(考える)する間取りと、プロが作成する間取りは何が違うのでしょうか。

素人(ほとんどのケースは施主本人)は、自分たちのイメージが先行してしまうため、欲しい部屋(数)や広さを惜しみなく描いていくため、最終的には家(間取り)が大きくなりがちです。

その結果、40坪の家を建てたいと言われた場合、その要望通りの間取りにならないということです。

そもそも家の大きさはとは、敷地と予算によって決まることが多く希望通りというわけにはいきません。

敷地についていえば、敷地面積や容積率程度であれば、素人でも予備知識として把握していて、この敷地には「○坪までの家が建てられる」ということを知ることができますが、庭やカーポートなどの外構スペースまでを考えることはほとんどありません。

間取りとは、家の内部だけのことを指しますが、外構も含めた全体的な考えを持つことも必要になります。

良い敷地と良くない土地

現在住んでいる家を建て替える場合、敷地を広げることや替えることができないのため、ずっとその敷地と向き合うしかありません。

逆に、住環境や近隣との付き合い、自動車の騒音や吹く風の流れなどの情報は、昔からそこに住んでいればこそ分かる大きな利点でもあります。

その一方で、土地を新たに購入する場合、少しでもよい条件を求めてしまいがちですが、良い土地というのはダイレクトに価格に反映されるため高くなります。

好条件となる土地の例としては、広い、矩形(四角形)、南道路(日当りがよい)、角地、道路が広い、地盤が固い、風通しがよい、眺めがよい、駅に近い、静かな住宅地など、挙げればきりがありません。

しかし、施主が支払う総額は、土地の価格と建物本体の価格の合計ですので、土地に予算をかけ過ぎてしまうと、建物本体にかけられる予算が大きく削られてしまうため、条件については全てを望むのではなく、何かを割り切ることが必要になってきます。

良くない土地の例としては、高低差が2m以上の古い擁壁がある土地です。

理由としては、安全性の確認ができない擁壁はつくり直せば多額の費用がかかり、そのまま残せば建物配置と基礎の構造に影響を及ぼすからです。

また、地盤が悪い場合、地盤改良工事で別途費用がかかりますが、高低差の大きな敷地や傾斜地などは、高低差を利用した設計の工夫によっては魅力ある住宅にすることも可能です。

建物の配置は道路の状態によって変わる

敷地(土地)と道路の関係は、設計前に抑えておくべき重要なポイントになります。

敷地には基本、家、車、庭の3つを配置しますが、日当たりを確保するためには家を敷地の北側に寄せるのが大原則となります。

道路側に車を置き、南側に庭をつくるのも基本ですが、東西南北のどっちに道路があるかによって、これらの配置が変わったりします。

例えば南道路の敷地の場合、隣家の影響を受けずに日当りが確保できるため、恵まれた条件といえます。

家は北側に寄せて配置し、車は直角駐車にして東西のどちらかに寄せます。

敷地が東西に広ければ、建物の正面に車を置かないようにできますが、逆に東西に狭い場合は、家の前にカーポートを設けることになり間取りに影響がでてくるため、庭や外構との繋がりを上手に設計することが必要になります。

北側道路の敷地の場合、北側斜線が楽になるのは利点となりますが、南側に家が迫っていることが多いので、敷地が狭いと日当りの悪さは避けられません。

そのため、東西に長い敷地よりは南北に長い敷地のほうが自力で日当りを確保でき、東西に長い敷地では車を直角駐車にして、建物は車を避けて北側に寄せることができます。

逆に間口が狭い場合は、道路に平行な縦列駐車にするか、建物の1階に車庫を組み込む形になります。

東側道路と西側道路の敷地は、南側に家が迫り北側斜線の影響をまともに受けるため、最も条件が悪いとされています。

北側道路の場合と同じく、東西に長いよりは南北に長いほうが日当りは良いのですが、現実的には間口が狭い敷地が多くなります。

特に狭小地では、南側を広く空けることを諦めて、道路側を空けることで採光や開放感を得るしかなく、車は原則として直角駐車となり、敷地の形と建物形状によっては置き方が変わります。

縦列駐車で車と庭を明確に分けることもあれば、日照・採光のために空けた南側にしか車を置く場所が確保できない狭い敷地もあります。

住宅法規制で気を付けること

地方のように広い土地であれば問題ないのですが、家が建て混んだ市街地(密集地)では切実な問題です。

建物形状に最も影響するのが北側斜線ですが、第一種低層住居専用地域では、隣地の居住環境を守るために高さ5mから1.0対1.25の北側斜線が設定されています。

これにより、建物配置、軒高、軒の出が制限されるため、建物の高さを抑えない限りは敷地の北側に建物を寄せて軒を出すことはできません。

さらに都市部では、高さ5mから1.0対0.6という厳しい北側斜線(一種高度斜線)があり、こうした敷地では建物を北側に寄せるために、屋根を切ってしまう住宅も多く見られます。

建ぺい率や容積率も敷地が狭いと様々な問題があり、容積率いっぱいの住宅をつくった場合、玄関ポーチやバルコニーが建ぺい率でオーバーすることがあります。

バルコニーの床をスノコ状にすることで建築面積に含まれなくなりますが、過度に大きなバルコニーをつくる人たちがいて目に余るため、それらを制限する自治体もあるようです。

また、開放性のないバルコニーは床面積に含まれてしまうため、容積率のオーバーにも注意が必要になります。

プランニング前に家の大きさを決める

建築予算の上限が決まっていれば、床面積は予算と坪単価によって決まります。

そして、設計の途中では自由に面積を増やすことはできないため、初めに家の大きさを決めて、その範囲内で間取りを設計する必要があります。

一方で、家の大きさは施主の要望によって左右され、つくりたい家の大きさと現実に建てられる家の大きさは必ずしも同一になるとは限らないため、間取りを考える前に両者のすり合わせをする作業が必要不可欠になります。

まずは希望する部屋数や広さを決めるのですが、その際は、玄関、浴室、トイレなど、どの家でも面積の差がない部分は含めません。

また、収納スペースやオープンスペース、吹抜けなどもその家の余裕度によって左右されてしまうため、これも含めません。

一般的な家の場合、リビング、ダイニング、和室(客間)、寝室、子供室ということになるため、それらの合計を算出して間取り係数をかけると、家の延床面積が求められます。

この間取り係数は1.6~2.0の幅がありますが、手始めとしては中間の1.8を使って計算するのが無難だと思います。

例えば、リビング7帖、ダイニング5帖、和室6帖、寝室8帖、子供室6帖×2室とすれば、合計は48帖(24坪)となり、1.8倍すると43.2坪になります。

しかし、予算上は34坪までしか建てられないとすれば、希望の大きさでは間取り係数が1.60(38.4-24=1.60)に下がります。

この値になると、各部屋の収納が少なくなり、オープンスペースや吹抜けにすることはできないでしょう。

こうした余裕が欲しい場合、係数1.8を使って希望面積を約42.5帖(38.4×2÷1.8=42.6)に抑える必要があります。

全体で4.5帖小さくしなければならないので、例えばダイニングを1帖減らし、和室と子供室2つを各1.5帖ずつ減らして調整していくというイメージです。

家族が集まる場所の間取り

家の中で最も長居する場所は、家族で一緒に過ごすことの多いリビングとダイニングだと思います。

このスペースは多様な形が考えられるため、依頼する住宅会社とのヒアリングは必要不可欠になります。

ダイニングテーブルとソファーを組み合わせた定番の形もあれば、ソファーの代わりに床に座るのが好きな人もいます。

その床座にしても、フローリングにギャッベなどの敷き物を敷く場合と畳敷きにする場合とでは空間が変わります。

さらに畳敷きでも、間仕切りをつくらず、床に畳を埋め込んだだけの畳リビングもあれば、座敷と茶の間というように、和室が並ぶ伝統的な続き間タイプもあります。

面積に余裕がない場合は、客間として使うことのできる和室をダイニングの隣に配置し、茶の間リビングにすることもお勧めです。

面積が限られている場合、あるいは小さな子供がいない場合などは、リビングをあえて無くしてダイニング中心の空間にしてもいいかもしれません。。

大きなダイニングテーブルを据えて多目的な使い方をするのもよいですし、座面の低い椅子や掘りごたつのように、長く座っていても疲れないくつろぎ空間にするのもいいと思います。

また、茶の間については、本来であれば食事や団らんに使われる畳敷きの部屋を指し、その流れで、主な食事に座卓を使うケースも見られます。

この場合、ダイニングテーブルは不要になりますが、対面キッチンの向かいにカウンターダイニングを設けると便利で、調理をしながら子供にご飯を食べさせるなど、朝食や夜食を簡単にすませるには重宝します。

親子の接点を考えた間取り

建売住宅やマンションのように大量生産される住宅は、ひとり一人の要望をヒアリングして建てる訳ではないため、誰が住んでも無難な間取りとなっています。

そのような間取りは、各住宅会社の実績に基づいた計算しつくされた設計となっているのですが、実はその間取りに慣らされてしまっているだけで、ライフスタイルが多様化する現代は、それが当たり前と感じてしまうのは問題があります。

特に子供部屋に関しては、子供の数だけ個室を用意する間取りで果たして良いのでしょうか?

子育て中の家族にとって、親子や兄弟同士の関わりが最も大切であるにもかかわらず、幼少期から一人につき一部屋を与えてしまっては、親子兄弟の接点をつくる工夫が施されていない気がします。

そうなると、ある時期からコミュニケーションが希薄になり、同じ家で暮らしながら、会話も挨拶もないという状況が起こり得ますので、子供にとってあまり望ましい環境ではありません。

それを回避するための方法の一つは、「吹抜け」にすることです。

通常、1階と2階は顔も見えなければ会話もできないのですが、リビング・ダイニング(1階)の上に吹抜けを設けることで子供部屋(2階)の様子が感じられ声も届きます。

吹抜けに面して共用スペースをつくり、それが子供部屋と繋がる間取りが理想的ですが、勉強コーナーでも親の目が届き、コミュニケーションが図りやすい空間になります。

子供部屋の外に設ければ、親子兄弟の接点が生まれ、大きくなっても意外とこのまま受験勉強に使えたりもします。

リビングの一角に取り付ければ親の目がより届きやすい勉強スペースになり、しっかり囲い込んで自習室のようにすれば、受験勉強にも対応できる魅力的な空間にもなります。

家事の仕方を考えた間取り

家事については、買い物、調理、入浴、洗濯、物干しなどの常識的な家事動線をおさえることに加え、各人の好み、やり方の違いを把握することが大切です。

先ずはキッチンの形状ですが、大別すると対面型キッチン、壁向き型キッチン、独立型キッチンに分かれ、それぞれ必要なスペースが異なります。

対面型は手元が隠れ、作業しながら家族の顔や家全体が眺められるため多くの人に支持されています。

難点としては余分にスペースが必要になることと、レンジフードや配管の処理でアイランドキッチンはさらスペースを必要とします。

壁向き型は、ダイニング正対にしなくてよいため間取りの自由度が高く、スペースの限られたLDKには最適です。

また、ダイニング側を収納などで囲えば落ち着いた作業空間になり、壁と出入口を設けて完全に囲えば独立型になります。

浴室を1階にするか2階にするかは、全体の面積バランスで決まることが多いのですが、寝る直前にお風呂に入る人は、浴室と寝室が同じフロアにあると楽ですし、風呂上がりにリビングやダイニングで過ごす人は、LDKと同じフロアにあることが理想です。

キッチンでの調理や片付け中に洗濯機を回したい人は、キッチンと浴室・脱衣室を同じフロアにするか、洗濯機だけをキッチンの近くに置くとよいでしょう。

ただし、全自動洗濯機が多い現在は、キッチンの近くにある必要性はなくなり、物干場との関係で洗濯機の場所を決めると家事動線が楽になります。

洗濯物を庭先(1階屋外)に干す場合は、洗濯機(脱衣室)も1階にあると便利ですが、2階のバルコニーなどに干す場合は、運ぶ手間が省けるため2階にあると便利です。

間取りの検討前の基礎知識

敷地、予算、要望について整理ができたら、いよいよ間取りの検討に入ることになりますが、そのためには、間取りを組み立てるうえでの基本的な知識やルールを知っておく必要があります。

まずは所要室の広さですが、床面積はダイレクトに工事費に跳ね返ります。

そのため、予算に限りがある場合は家を無駄に広くつくる余裕がないため、各部屋に必要な広さの目安を知っておくことが重要です。

具体的な目安としては、

  • 玄関の大きさは、来客が多い家は広めにし家族専用であればコンパクトにする。
  • リビング・ダイニングは、リビングのスタイルによっても違い、建てられる家の大きさによっても変わる。
  • キッチンの大きさは、家によってあまり差はなく、対面型か壁向き型かで必要なスペースが多少変わる。
  • 和室は床の間や床脇を備えた本格的な座敷から、リビングの一部として普段使いする客間や2畳の畳コーナーまでさまざまな大きさがある。
  • 寝室の大きさは、ベッドにするか布団を敷くかで変わる。
  • 子供部屋の大きさは、親子の接点という観点から小さくし、子供の居場所を部屋で完結させない。
  • 間取りをつくるうえでは、部屋と部屋、空間と空間をつなぐ部分の廊下・階段・吹抜けが重要。
  • 風通しや空間のつながりを得るためには、間仕切りや出入口を引戸にする。

個室を重視する間取りは廊下が長くなってしまい、廊下が長いと空間は分断され風通しが悪くなるため、廊下はなくす・短くする・広くするの三段活用で考えるのが基本的な考え方です。

階段の基本形は直進階段と折り返し階段ですが、間取りは階段の設計で大きく変わることがあるため、ルールや特徴を把握して、上手に使いこなす必要があります。

吹抜けは必ずしも必要ではありませんが、あれば1階と2階が断絶せず、採光や通風の効果を持たせることが理想です。

このように、廊下や吹抜け、引戸を上手に扱うことによって風通しが良く家族のふれあいが生まれ、面積以上の広さを感じる家になります。

このような考え方の手法を広がり間取りと呼び、間取りをつくるうえで非常に重要です。

玄関の広さは2帖~3帖

玄関と廊下がつながった同じ空間に階段がある家は、実際の面積以上に玄関が広く感じることができます。

しかし、その家によって玄関に求められる役割が違うため、ひと括りで広さをこうした方がいいと断言することができません。

玄関の役割りを大別すると、来客の多い玄関と家族しか使わない玄関にわかれますが、子供の友達が大勢集まるとか、ホームパーティが多いといった場合は、土間を広げて靴を置くスペースを確保すれば、広さは3帖もあれば十分で、通常の一般的な玄関の広さは2帖もあれば十分です。

また、玄関周りには靴以外にも傘やベビーカー、アウトドア用品等の置場も必要で、近くに収納がないと玄関は物ですぐに溢れしまいます。

そこで、玄関の隣には、できるだけ玄関収納室を設けるようにし、玄関収納室にオープンな棚をつくるほうが下足箱よりも安上がりになり、コート掛けや帽子掛けもつくることが可能です。

リビング・ダイニングは生活スタイル次第

リビング・ダイニングについては、家族で過ごすスタイルによって必要な広さが異なります。

間取りの決め方の定番としては、ソファー+ダイニングテーブルのタイプです。

ソファーとテレビ台が2間幅の空間に納まるくらいがバランスよく、リビングは8帖が理想的です。

ダイニングはテーブルの大きさにも左右されますが、1間半の幅があればよいので6帖が基本になり、合計すると14帖以上は欲しいところです。

次に、ソファーを置かない床座リビング型の例ですが、ソファーがないだけで確実に面積は減ります。

それでも、敷物を敷いたり座卓を置いたりすれば6帖程度のスペースは必要で、ダイニングと合わせると12帖の広さが必要になります。

床を畳にした畳リビングは、そのまま寝転がったり、冬にこたつを出したりもでき、日本らしいスタイルで畳のスペースを小上がりにするとダイニングと座面が揃うので、大勢で食事をするのにも適しています。

床座の一形態としては茶の間型もあり、畳リビングが建具で仕切れる和室になっている形で客間や寝室として使うこともできます。

和室は多目的な使い方が可能なため、客間を設ける余裕のない小さな家にはピッタリで、広さとしては4.5~6帖ぐらいは必要となり、ダイニングと合わせると10.5帖以上が目安になります。

また、床座の別形態としてカウンターダイニング型があります。

そして、リビングとダイニングを明確に機能分けし、エリア分けがないケースをダイニング中心型と呼びます。

大きなテーブルがあれば、食事にも仕事や趣味にも使え、座面の低い椅子があれば食後もそのまま寛ぐことが可能です。

キッチンの広さは5帖が標準

キッチンをスタイルで分けると、対面型と壁向き型に大別されます。

対面型は手元が隠れ、支度をしながら家族の顔を見ることができ家全体も眺められるため、多くの人に支持されています。

背面に食器棚、家電収納、冷蔵庫を並べるのが一般的ですが、冷蔵庫の奥行きに合わせると通路が広くなるため、5帖程度が目安になります。

ペニンシュラ型やアイランド型は対面キッチンの形態で、リビング・ダイニングに対してよりオープンなキッチンです。

そのため、デザイン性の高い高価なレンジフードが必要になることや、配管スペースの確保に注意が必要で、アイランドキッチンは左右から出入りする動線が必要なため、少なくとも2間半の間口が必要になります。

壁向き型は、ダイニングキッチン型と厨房型に分かれます。

奥行が650~700mmのキッチンセットと冷蔵庫が壁向きに並ぶことで、通路幅を無駄に広くする必要がなくなり省スペースになり、設計はかなり自由度が増すでしょう。

リビング・ダイニングと分かれた厨房型は、多少散らかっていても気にならないのが最大の利点で、必要なスペースは5帖程度が必要です。

ただし、空間の広がりに寄与できないため、リビング・ダイニングが若干狭く感じられます。

また、対面型と壁向き型を折衷したL字型や二列型もあり、これは上記両者の良い部分を活かしているのでメリットは多いのですが、コストはそのぶん余計にかかってしまいます。

寝室の広さはベッド派と布団派で異なる

寝室は主寝室(夫婦の寝室)のことで、基本的には2人で寝るための必要なスペースを考えます。

ベッドで寝るか布団で寝るかは好みとなりますが、それによって必要な広さが異なるため注意が必要です。

寝室を和室にする場合、4帖半あれば2組の布団を敷くことができますが、例えば、子供がいて小さいうちは家族揃って寝ることが多いため、6帖程度あると安心です。

もし部屋に箪笥等を置く場合は、一回り大きい6~8帖が必要になりますが、箪笥も納戸やウォークインクローゼットに入れることをお勧めします。

また、布団を敷きっ放しにすることは不衛生となるため、和室を寝室にする場合は押入が必要になるでしょう。

ベッドの種類としては、シングル、セミダブル、ダブル、クイーンなど、様々なサイズがあります。

ダブルベッドやクイーンベッド1台であれば、4帖半の部屋にも入りますが、幅が1間半の部屋に置くと、ベッドの足先と壁の距離が近いため少し窮屈になってしまいます。

8帖あれば、箪笥やテレビ台を置くスペースも確保でき、ベッドとの間の通路も広くなります。

シングルベッドやセミダブルベッドを2台置く場合、6帖が目安となりますが壁との距離が狭くなります。

そのため、7帖の部屋にすれば余裕が生まれますが、間崩れによって間取りが難しくなる可能性があるので、思い切って8帖の部屋にして、箪笥やテレビ台を置くスペースにするのもいいと思います。

そして、年配のご夫婦や、イビキがうるさいという理由で夫婦別室を望まれる方もいます。

寝るだけの空間であれば3帖で十分ですので、6~8帖の部屋を建具や壁で仕切り、いつか一つの部屋に戻せるようにするのもいいアイデアです。

子供室の広さは4帖半が基準

子供の人数がいるぶん、部屋数を用意する必要があると思っていませんか?

じつは、子供部屋が必要な期間はそんなに長くはありません。

小学生ぐらいまでは、部屋で一人ぼっちで過ごすことは健全とはいえませんし、子供が巣立ってしまえば子供部屋は必要ではなくなります。

それを踏まえると、青年期となる中学、高校、大学くらいまでは必要かもしれませんね。

そうはいっても、結婚の高年齢化やパラサイトシングルの増加という時代背景を鑑み、大人の部屋を想定しておくべきという考えもありますが、そんな居心地のよい子供部屋が、独立できない子供たちを増やしてしまったという可能性を否定できません。

子供の性格形成に影響を及ぼす子供部屋は、家族とのコミュニケーションが自然に図れる形が望ましいため、子供の居場所を子供部屋だけで完結させない工夫か必要です。

例えば、部屋の外に勉強スペースを用意すれば、子供部屋は寝る・しまうのスペースだけで十分で、4帖以下でも十分です。

ただし、ベッドを使う場合、1間幅の部屋だと細い通路ができて無駄が多くなるので、3帖や4帖よりも3.75帖(2,730×2,275mm)の広さがお勧めです。

大きくて立派な家をつくるのであれば、子供部屋を6帖にも8帖にもできますが、限られた面積で家をつくる場合、子供部屋を広くするよりもリビングや共用スペースを広くすることをお勧めします。

洗面室・浴室・トイレはユニットで考える

トイレは必ずしも隣になくても大丈夫ですが、洗面脱衣室と浴室は常にセットになり、トイレも一つにまとめる場合が多いので、基本は3点をユニットで考えます。

洗面脱衣室の広さは、洗面台と洗濯機が並んだ2帖のスペースが基準で、機能面ではこれで十分です。

間取りを考えるうえでも2帖は扱いやすくメリットがありますが、できれば一方を1尺5寸(455mm)広げ、リネン収納のスペースを確保するといいでしょう。

ただし、部屋を1尺5寸広げると反対側に1尺5寸幅の余りが生まれるため、このスペースの活用方法も同時に考えなくてはなりません。

例えば、トイレを少し広げて洗面カウンターをつくる、リビングや廊下に収納をつくるなどです。

浴室の広さは2帖もあれば十分で、トイレの広さは1帖を基本としますが、広さとしては奥行きを1尺程度(300mm)詰めてしまっても問題ありません。

逆に幅を1尺~1尺5寸広げ、手洗いカウンターや収納をつくることもお勧めです。

しかし、間取りをつくるうえで扱いやすい大きさはやはり1帖なので、特にこだわりがなければ1帖で考えましょう。

なお、トイレの配置には幾つかのパターンがありますが、最も一般的なものは、トイレ専用の部屋をつくり、単独の出入り口がある独立型です。

トイレだけを離して設けることもでき、もっとも多くの人に馴染みがあるため、トイレのスタンダードといえます。

次は、洗面室内に洗濯機と便器が並ぶ集合型で、独立型では各々に必要な窓と出入り口が一か所で済むため設計が楽になります。

具体的には、トイレのドアがないため、リビングと水回りが廊下なしで接していても嫌な感じになりません。

また、窓が一つ減ることは外観デザインの面でも有利なのですが、住まい手の立場から見ると問題があります。

例えば、3帖ぐらいの広い空間に便器があって、そこに一人で座っている姿を想像してみるとお分かりかと思います。

それを解決するには、洗面室内でトイレだけを引戸で閉じる区画型がお勧めです。

集合型と区画型の共通短所は、入浴中に家族がトイレを使えないことです。

トイレが別にもう一つなければ、この形はお勧めできませんが、共通長所としては、あくまで幼児がいる一時期の話ですが、入浴中に子供が尿意を催しても、裸のままスムーズにトイレへ連れて行けることです。

階段のある間取りの考え方

1階と2階をつなぐ階段は、間取りを考えるうえでとても重要な要素です。

1階と2階の間取りを別々に考えたら上手に出来たが、上下が上手く重ならないというケースも多々ありますが、言い換えれば、階段がなければ間取りをつくることは容易になるということです。

つまり、階段は最初から考えておかなければならず、階段の形や必要なスペースについて複数のバリエーションを頭に入れておく必要があります。

階段一段の高さは蹴上(けあげ)と呼び、階高と段数によって決まりますが、階高が高いと、段数が増えるか蹴上が大きくなり、階高が低いとその逆になります。

一段の幅を踏面(ふみづら)と呼び、階段の上りやすさは蹴上と踏面の比で決まるのですが、年を取れば蹴上の低い階段のほうが楽に上り下りできるのは当然のことです。

平面的には階段を13段にするのが都合良く、階高が3,000mmの家であれば、蹴上寸法は230mmとかなり高くなってしまい、階高2,730mmでも蹴上210mmになります。

階段の種類は、直進階段と折り返し階段が基本ですが、両者を組み合わせた矩折れ階段が優れています。

直進階段の平面寸法は、3尺×1間半=1.5帖を基本としますが、この大きさだと13段の階段になってしまうため、14段にするには1段はみ出すことになります。

この1段を3尺角の踊場状にすれば、必要面積は3尺×2間=2帖に増えますが、三方向へ出られる形になるため、間取りへの対応力が上がります。

折り返し階段の平面寸法は、1間×1間=2帖を基本として、回り段を四つ割りにすると13段、五つ割りすると14段、六つ割りにすると15段になります。

しかし、この六つ割りは、階高が高くても(3,000÷15段=200)階段を2帖のスペースに納められるため、回り段の内側の踏面が狭く危険で、特に小さい子供や高齢者のいる家ではお勧めできません。

五つ割りは14段にできるというメリットだけでなく、回り段と直進部分の歩幅・リズムが変わらないので、昇降しやすい階段としてお勧めです。

直進階段は1階の上り口と2階の下り口が反対になるので、その位置を常に意識しながら間取りを考える必要があります。

折り返し階段は、上り口と下り口の位置が同じになるため、間取りを考えるうえで分かりやすいというメリットがあります。

どちらの階段を使うにしても、寝室や子供部屋の集まるフロアでは、中央に階段を配置するのが基本です。

そうすることで廊下が短くなり、無駄な面積を減らすことができます。

一般的な家では2階中央から下りる形になり、2階リビングの場合は逆に1階中央から上る形になります。

後者の場合、玄関も1階中央に配置すると廊下をなくすことができます。

まとめ

間取りに関する専門的な観点から、具体的な提案を交えて説明をしてきましたが、少しでも間取りに悩まれている方の参考になれば嬉しいです。

また、ご自身で考え作成した間取りはそのままでは実現しませんので、資格を持ったプロの目を通す必要があります。

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